富士山が拝める絶景旅館!都心から100分で行ける「松濤館」へ行ってきました(*゚∀゚)
昨年末に浜松の観光大使に任命頂いて以来、
静岡でもお仕事がありがたく増えていて、地元としてではなく「旅人の目線」で見る静岡の魅力に気付かされている今日このごろ。
静岡に行く機会も増えていますが、それでも新幹線からみる「富士山」は、何回見ても圧倒されてしまいます。
つい先日も、桜×富士山の絶景を追い求めて、富士市の龍巌淵(りゅうがんぶち)という場所へ撮影へ。
なかなか富士山が顔を出してくれなくて大変な撮影でしたが(4時間も待った!)、
雲の隙間からてっぺんが見えたときの嬉しさといったらなかったです。
そんな、毎日見ていても飽きない富士山ですが、移動しながらだとものの数十分くらいしか眺めることはなかなかできません。
でももし、宿泊している部屋から富士山が見えたなら・・・?
そんな旅館が、実はあるんです!
その名も「松濤館」(しょうとうかん)という老舗旅館。
今回取材依頼をいただき、宿泊させていただくことになったのです。
まず、松濤館さんの地図上の位置はこちら。
伊豆と言っても、半島の根本に位置しているので、アクセスがめちゃめちゃ良い◎
車があれば、都心から高速道路を経てなんと100分!伊豆長岡ICをおりてたったの5分です。
そして公共交通機関で行く場合も、最寄り駅の伊豆長岡駅から送迎バスが出ているので、
車が運転できない(わたしのような)旅人でもアクセスが簡単です♪
今回は車で向かったのですが、冬(訪問日は2018年1月上旬)だと言うのに、雲行きが怪しい・・・
本来なら高速道路から富士山をドーンと拝めるはずなのですが、それが見えない・・・!
「富士山が見えなかったらどうしよう・・・!」
わたくし一応、晴れ女ならぬ「絶景女」を自称しておりまして、
見たいと狙っている絶景はだいたい見られるのですが、2018年早々しくじる訳にはいきません。
気合いを入れ直して、松濤館さんに到着。
近すぎて、SAでの休憩も不要なくらいです!
松濤館さんは、こちらの看板にも書いてある通り、明治44年(1911年)!
100年以上経過した今でも、施設は時代に沿って新しく変化を遂げつつも、その趣を受け継いでいらっしゃいます。
フロントを入ると、大きな窓が特徴的なロビー。
本来はこの角度で左側を向くと富士山があるのですが、到着したときはまだ曇っていたので、チェックインをしつつ、少し待ってみます。
ロビーには、富士山をモチーフにした様々な絵画が飾られています。
館内のカーペットにも、よーく見ると・・・富士山のデザインが!
見えますか?(つま先の間にあるよ!)
古くから、駿河湾と淡島越しに富士山を望む眺望が有名だったこの三津浜は、
あの文豪・志賀直哉や武者小路実篤らにも愛されていたそう。
そりゃーこの景色を一度見て、愛さない日本人なんて、いないでしょう!??
そんなこんなでお話していると、窓の外が明るくなって、なんだか良い予感がしてきました。
パッと顔をあげると、目の前にはこんな光景が…!
見えた〜〜〜!!!富士山!!!
待ってたよ〜!!! (*゚▽゚ノノ゙☆
富士山のために造られたかのような、淡島と本土のスキマから、やっっっと富士山がお目見えしてくれました!
見てください、この光景。
展望台からじゃないんですよ?旅館のロビーからの景色だよ!?
ああ〜〜〜このまま窓ごと額縁に入れて持って帰ってしまいたいくらいの光景です。
ちなみに、このときロビーには他の宿泊客の方はいらっしゃらなくて、この景色、貸切状態。
はぁぁぁ至福。。。
富士山に感動している間にお部屋の準備が整ったとのことで、部屋までご案内頂きます。
松濤館さんは、全8タイプ・計24部屋あり、
そのうちの半分が、客室に露天風呂がついているとのこと。
今回はその客室露天風呂付きの「松見」というお部屋を御用意いただきました!やったー!
木の温かみが残る、数寄屋造り風の広々としたお部屋。
窓からはもちろん・・・富士山が見えます!!!
この写真は、頑張って自撮りした写真なのですが(笑)、
窓辺のイスに腰掛けると富士山が目の前に!
浴衣で静岡茶を飲んでくつろぎ〜ながら、この景色を思う存分楽しめちゃいます。
そしてなんと、テーブルにはこんなものが!
そう、実はわたくし、この取材があった週の「1月7日」が誕生日で、
それを知った支配人がプレゼントを用意くださったのです!
なんたるサプライズ・・・!ありがとうございます(´;ω;`)♡
これぞ、”お・も・て・な・し”!
そして気になる客室露天風呂。
こちらも、もちろん・・・富士山ビューです!!!
遠赤外線効果のある石の浴槽に、天然温泉。
良い景色を見て癒やされて、温泉で身体もほぐされて。最高ですか?
動画もあるのでぜひご覧ください。
客室から、富士山ドーーーーーーーーーーン!!!!!#松濤館 #伊豆 pic.twitter.com/S3Yd8gTVII
— 詩歩✈︎世界の絶景 (@shiho_zekkei) 2018年1月10日
アメニティが充実してるのも、女性にとってはめっちゃうれしい!
ボトルで化粧水や乳液があるのはもちろん、なんと持ち帰り用のコスメとして、こちらももらえるんです。
フェイシャルパックからヘアトリートメント、そして1週間分のフェイシャルケアのセット。
地元。静岡の企業がつくっている、フランスの認証を得ているオーガニックコスメ「オルモニカ」というブランドのもの。
持ち帰り用と言われつつも、早速この日使ってしまったのですが(笑)、肌なじみがよくてしっとりしててGOOD!
「コスメも地元・静岡のものを」、という松濤館さんのこだわりが感じられます。
そして、お楽しみの夕食ターーーイム!
夕食は個室でいただけるようになっています。
プライベート感があるから、気兼ねなくくつろげてGOOD◎
そして、わたしのような一人旅好きにも優しく、個室にはテレビもありました!
あんまりこういう個室にテレビなく、1人寂しく食べることも多いので、かなり嬉しかったw
この日の献立はこちら。
松濤館さんは、宿泊される方のかなりの割合がリピーターというすごい旅館さんなのですが、
その理由のひとつになっているのが、お料理の美味しさなんだそう。
四季折々で変化するメニューは、地元の食材をふんだんに使ってて、採れたて新鮮♡
沼津はやっぱり海鮮!なので、お刺身美味しかった〜。
あとは、鶏団子鍋+〆が雑炊なのも、汁物好きとしてはうれしい!
満腹満足な夕食タイムでした。
その夜は大浴場へ。
室内のものと、露天のものの2箇所あるんですが、昼間ならそれぞれから富士山が見られます!
私が行ったときはさすがに夜なので見えなかったものの、駿河湾の向こう側に雄大な存在を感じながらの温泉でした。
そして、もうひとつのお気に入りが、岩盤浴!
なんと旅館の中に岩盤浴があるんです。
旅で移動続きのときや仕事の疲れを、汗で一気に排出してくれる岩盤浴。
わたしも普段から入りに行くことが多い岩盤浴ですが、わざわざリラックスするためにお店まで行くのに疲れてしまうことも^^;
松濤館さんでは、旅館で泊まってゆっくりしつつ、そのついでに岩盤浴ができちゃう。
本当に日常から離れてお休みするのに最適な環境です。
身体の芯からポカポカ気分でぐっすり熟睡し、すっきりと朝を向かえます。
朝食も、夕食と同じ個室で。
松濤館さんのお料理へのこだわりは、なんと朝ごはんにも!
これ、朝ごはんとは思えないでしょ・・・!?
静岡のアジの開きを始めとする、地元食材を使った朝ごはん。
嬉しい〜♡
この日も、朝は少し曇りがちだったものの、帰る頃には富士山が頭を見せてくれました。(写真はチェックイン時のもの)
窓の外を見ると、いつも富士山がそこにいるこの感じ!たまらんなぁ〜〜〜。
日本という国に生きてありがたみを痛感します。
副支配人によると、富士山が見えやすい季節は、晴天の日が多い冬とのこと。
バリアフリーで段差が少ない作りになっているので、親孝行の旅行にも良さそうだなぁ〜。
ペット同伴の方でも、ゲージでお預けすることができるみたいないので、詳しくは公式サイトをチェックしてみてください(*゚∀゚)
1泊ではまだまだ富士山を名残惜しく思いつつも、松濤館さんを後にしたのでした。
周辺の観光地としては、伊豆・三津シーパラダイスがすぐとなりにあります。
そして絶景好きに行ってみて欲しいのは、三島スカイウォーク!
歩行者専用道路としては日本一の400mで、
日本一高い富士山+日本一深い駿河湾とのコンボで「3つの日本一」が楽しめる場所としても話題です。
さらに歴史好きにはユネスコ世界遺産に認定された、韮山(にらやま)反射炉もオススメですよ〜!
スカイウォークと韮山反射炉は、松濤館さんからは離れているので、チェックイン前後に、ランチと併せて行くのがオススメです。[周辺観光MAPはこちら]
雄大な富士山のふもとで、身も心も開放される贅沢な時間。
自分へのご褒美や、大切な誰かへのプレゼントとして、いかがですか(๑′ᴗ’๑)?
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今回はお仕事として、宿泊レポートをさせていただきました!素敵な体験をさせていただきありがとうございました(*´ω`*)
松濤館(しょうとうかん)
〒410-0223 静岡県沼津市内浦三津7/055-943-2311
チェックイン14時/チェックアウト11時
http://www.shoutoukan.com/ ←最低価格保証!ネット予約はこちらから!